本屋大賞とフレッシュな感性
コロナ禍で外出が減ったぶん、さらに本を読むようになりました。大人になると読む本は大概ビジネス書でしたが、最近は学生の時のように小説も読み始めています。時間だけでなく気持ちにもゆとりができた証拠です。
小説を読むにあたり、以前は本屋のランキング(ネット含め)を参考にしていましたが、本屋によって人気ランキングが異なるので、最近は本屋さんが選ぶランキングである本屋大賞を参考にして本や著者選びをしています。
若い作家の方の感性や視点が自分のジェネレーションとは違っていて面白いです。読みたいものがたくさんあるのでこれから一つ一つ攻略していきたいと思います。
甘酒生活で腸活します
先日甘酒メーカーでヨーグルトを作りましたが、今回は甘酒を作ってみました。
使用する材料は3つです。材料をませた後、55度にセットして8時間待てば完成です。
米麹 100g
ごはん 200g
お湯(70度ぐらい) 300㏄
天然の甘味がとっても優しく、甘酒がこんなにおいしいものだったとは、と思わず開眼しました。申し訳ないですが、もう市販のものは買えないです。
道具を煮沸消毒したり、お湯の温度設定したりが若干面倒ですが、あまりのおいしさにこの面倒も吹き飛びます。
腸活のためにも、甘酒生活を続けたいと思います。
夏に高齢の親に勧めていること
先日、高齢の親に勧めていることを書いてみました。
夏のこの時期に親を観察してまた分かったことがあります。 それは、脱水をおこしやすい、ということです。
高齢により体内水分量が少なくなっている上に、喉の渇きに気が付きにくくなっているので水分をあまりとらず、脱水を起こしやすくなっているように思います。はたから見ていて、目がうつろで歩きも遅くなるので、「水分が足りないんだな」とわかるようになりました。一時間に一回水分を取るように勧めたり、10時や15時はお茶の時間を設けたりして水分補給を促しています。水分補給をすると、またしゃきしゃき歩き始めます。
ちょっとした心がけで健康を保てるのであれば、やるに越したことはないですね。知らなかったのですが、厚生労働省が以前より『健康のため水を飲もう』推進運動をしているようです。
高齢の親に勧めていること
コロナに加え、8月は猛暑に突入し、日中ぱったり高齢の方々を見かけなくなりました。外が暑すぎて危険です。
高齢の方たちはコロナと猛暑から逃れるために家に引きこもっているのでしょうか。動かないと運動量も減ってしまうので、足の筋力も落ちてしまうでしょう。そうなると、脳の働きにも影響がでてきそうです。
私も親が70代ということもあり、脚力を保ち、脳を衰えないようにするためにも定期的な運動と脳トレを促しています。運動はあまり激しくなく、親世代が集うような運動を(例:太極拳)勧めています。
脳トレは脳に刺激になるような新しいことを体験してもらるのがいいのではないかと思い、親の負担にならない程度で下記を促したり、一緒にしたりしています。
それから、毎日自分の好きな趣味の時間を確保する(毎日午後2時から4時など)ように勧めています。趣味は生きがいになるので重要なのですが、家事や日々の雑務で流されがちです。最近はスケジュールが板についてきたようです。
しばらく様子をみながら項目を調整していこうと思います。
セミリタイアのアイディアを練る
最近「セミリタイア」が巷で賑わってきたように思います。海外ではFIRE(Financial Independence, Retire Early)と言われ、20代、30代で早期リタイアをする人もでてきました。日本でも投資で億り人になった人、起業をして稼いだ人、本業と副業で蓄財した人が若くしてでてきています。
私も10年前に「アーリーリタイア」のことを知り興味があったのですが、その頃はいまほど株や不動産に投資する人や起業する人がおらず、一般的には年収を上げることが王道の手段と思われていたと思います。この10年間準備しておけばと悔やまれますが、その頃の株投資はテクニカル分析が主流で、私には難しすぎて挫折しました。
この10年で稼ぎ方や働き方も多様化してきたので「セミリタイア」の手法も個人によって様々でしょう。日本は物価も安いので支出を抑えるのも手です。また「セミリタイア」は、引退はするけれども何らかの収入を得るので(例えばアルバイトなど)、アーリーリタイアよりも実現可能性が高いといわれています。今はコロナで暗いニュースが多いですが、こうしたアイディアを練るとわくわくするのではないでしょうか。
自分の生きた証として何を遺していきますか?
お盆に入り、お墓参りに行かれているかたも多いと思います。私も父方、母方のお墓参りに行ってまいりました。
お墓参りにいくと、代々脈々と続いている延長上の今ここに私がいるんだなと、厳かな気持ちになります。ちょうど、坂東眞理子さんの『「自分」を生きる』を読んでいて、興味深いコメントがありました。
「人生は終うものではなく遺すもの」という見出しで、下記のことを綴られています。
数えきれない多くの先祖の命を受け次ぎ、困難を乗り越えて生きてきたあなたが、今、その場所に存在している意味は必ずあります。もう少し自分の人生に積極的になり、自分の生きた証を残すために、何か良い影響を与えるために、すべきことを考えてはいかがでしょうか。
100年ライフといわれる時代、いつまで働くか、お金はどうするか、とテクニカルなことに目が行きがちですが、自分の生きた証として何を遺していくのか、という観点で考えていくと、より面白い人生になるのかな、と思います。
転職活動時に重要視していたポイント
私は転職活動の際、必ず考察する2つのポイントがあります。
- 経験や知識をその会社やそのポジションで活かせるか
- 学びたいことがその会社やポジションで得られるか
これらの2つがあって初めてWin-Winのよい関係性ができると思っています。1番目がマッチしていないと会社に貢献できる人材にはなれませんし、2番目をおろそかにしてしまうと、会社にただただ奉公することになり、仕事が面白くありません。
このことは、実は体系化した理論として存在していることを知りました。山口周さんの『劣化するオッサン社会の処方箋』に記述がありました。
チクセントミハイの「フロー理論」では、「最高に仕事にノッている」状態を「フロー」と呼ぶのだそうですが、
フローに入るためには、「挑戦レベル」と「スキルレベル」が高い水準でバランスしなければなりません。
時間を経ることでこの「挑戦レベル」と「スキルレベル」の関係は変わっていき、習熟度が高まると、居心地のよい状況にはなりますが、当然ながらそれ以上の成長は望めないようです。
さらに、このバランスを保つためには、主体的に自分で変えていく必要がだそうです。
主体的に「挑戦レベル」と「スキルレベル」のバランスを変えていく。コロナ禍で労働の質が変わり、ますます重要になっていくと思います。