ニューノーマルに必要な構想力とは
最近次々に「ニューノーマル」を謳う本が出版され、「ニューノーマル」という言葉が広く知れ渡ってきましたように思います。
ということで、私もまずは第一弾として大前研一さんの『ニューノーマル時代の構想力』 を読んでみました。
大前研一 ニューノーマル時代の「構想力」(BBTプレジデントシリーズ) (「BBT×プレジデント」エグゼクティブセミナー選書)
- 作者:大前 研一
- 発売日: 2020/08/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
大前研一さん、安藤忠雄さん、松尾豊さんなど、それぞれが考える「構想力」が描かれております。過去に大前さんや松尾さんの本は読んでいるので、彼らの発想や意見に聞き覚えはありましたが、安藤忠雄さんのことや考え方は初めて知りました。
印象的だったコメントです。
年齢に関係なく、いくつになっても目的をもって、青春時代のように生きている人でなければ、構想なんてできない
年齢という枠組みにとらわれてはいけないのですね。安藤さんは79歳だそうですが、確かに内側から熱いパワーを感じます。
- 何かが来ると、瞬間的に反応する。このスピードも構想力には不可欠です。日本にいるとこのスピードはなかなか実感できないかもしれない
- 何かをなすには「自由と勇気」が不可欠です。
安藤さんがすこし日本人離れした印象を受けるのは、まさにこの「スピード感」、そして「自由と勇気」をお持ちだからでしょう。
大きなことを成し遂げた人が放つ言葉には重みがあります。
フレイルを知っていると知らないでは大きな差
最近「フレイル」という言葉をよく耳にするようになりました。
フレイルとは日本老年医学会が2014年に提唱した概念で、健康な状態と要介護状態の間の中間の段階のようです。本学会のサイトでは下記のように説明されています。
健常な状態から要介護状態に突然移行することは、脳卒中などのケースでみられるが、今後人口増加が見込まれる後期高齢者(75 歳以上)の多くの場合、“Frailty”という中間的な段階を経て、徐々に要介護状態に陥ると考えられている。
*フレイルは「Frailty(虚弱)」の日本語訳
個人的に興味深いのは次の部分です。
Frailty には、しかるべき介入により再び健常な状態に戻るという可逆性が包含されている
つまり、フレイル時期に適切な予防や対策を行うことで、要介護に進むことを回避し、健康な状態に戻せる可能性があるということです。この事実を知っているか知らないかで大きな差があるのではないでしょうか。
具体的な予防策は厚生労働省や医療団体、自治体のサイトで詳しく見られますが、大きい柱は食事、運動、生活習慣、社会参加のようです。
フレイルなのかどうかをチェックできるリストもあるようです。ただ、高齢者ご本人がフレイルかどうかはなかなか気がつかないかもしれません。高齢者の周囲の方や社会全体で見守っていきたいものです。
久しぶりのヨガクラス
コロナ禍では、YouTubeを見ながら見様見真似で2か月ほどヨガをやっていましたが、どうもモチベーションが長続きせず、久しぶりにリアルのヨガクラスに参加しました。
参加した感想ですが、YouTubeでやるよりも達成感が大きく、やっぱり行ってよかったなと思います。私がまちがった動きをしているとインストラクターさんが補正してくれますし、YouTubeでは疲れてくると途中で終わらせてしまうのですが、リアルだと強制的に最後までやりますので、正しく十分にヨガができるのだと思います。
もちろん、時間が固定される、移動時間がある、というデメリットはありますが、今はしっかりヨガをしたいのでしばらくリアルヨガを続ける予定です。
なお、今回はヨガマットをお借りしましたが、コロナ対策のため今後は持参しようと思います。
ヨガマット用のバッグを購入しようと物色中です。 ヨガグッズは色やデザインが豊富なので、気分があがります。
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茶香炉で茶のアロマを愉しむ
茶香炉をご存じですか?
アロマキャンドルや香ほど知られていないかもしれません。茶香炉とはお茶の香りを愉しむために作られた香炉です。上の受け皿にお茶を置いて、下からろうそくなどで火を焚きます。詳細はこちらのサイトがわかりやすいです。
私は香りが好きなので、よくお香やアロマを焚きますが、少し違う香りを愉しみたくなり、昔購入した茶香炉を引っ張りだしてほうじ茶を焚きました。
茶香炉で焚くとなんともほうじ茶のよいアロマが漂います。少し時間がたつと、ほうじ茶が煎られて香ばしいアロマに変化していきます。これがなんともよい香りです。
一番の好きなお茶は加賀棒茶です。もちろん飲んでいただいてもとてもおいしいです。
京都の一保堂茶舗も有名ですね。昔は京都に行くたびに購入していましたが、いまでは東京のスーパーでも購入できるようになりました。
ちなみに、私は陶器のろうそく用いた茶香炉を使用しています。確か4000円位でした。コーヒーや紅茶なども焚いてよいそうなので、次はコーヒーのアロマを試してみようと思います。
フードプロセッサーを導入で、ヘルシー生活と時短の一石二鳥です
最近は便利グッズをつかった手作りにすっかりはまっています。
先日書いた手作りの甘酒をいただく腸活を続けています。2週間ほどで効果がでてくるらしいので楽しみです。
さらにフードプロセッサーを導入しました。料理に野菜を使うことが多く、みじん切りや薄切りが面倒だなと思って暮らしていました。このフードプロセッサーを使うと一瞬で野菜が刻めて、こうしたストレスがなくなります。あまりに便利すぎてもっと早く使えばよかったと思っています。
最近は、このフードプロセッサーを使って、ドレッシング類も手作りしています。梅ドレッシングや玉ねぎドレッシングなど、バラエティーに富んだドレッシングが使えるので、ますます野菜も食べるようになりました。
野菜も食べれますし時短もできて、一石二鳥です。
美しい文章はクリエイティブワークであり感動を与える
先日、最近小説やフィクション本を読むようになったことをブログに書きましたが、作家が表現する日本語の文章がいかに美しいことに気づかされます。さらに洞察力が鋭い作家の本だと、読みすすめていくと同時に文章が頭の中で変換され、情景がありありと浮かんできます。改めて読書はクリエイティブな作業だなと思います。
日本語の美しさにハッとした理由は、日常のSNSやメールなどの短い合理的な文体に慣れてしまっているからかもしれません。長い文章だと途中で飽きられて読まれない、ということが多々発生しますので、近年は「短く」端的に表現することに努めてきました。
でも、最近発見した よみタイ(集英社のWebメディア)のプロの作家の「読み物」をみると、読みたいと思う文章や本とは、長い短いの問題ではなく、文章力(わかりやすさや美しさなど)なのだなと思います。プロの文章は文章が長くても、読書のつまずいたり後ろに戻ったりする必要がなくすらすら読むことができますし、「読み物」として純粋に感動します。
役に立つ情報を提供できるのもよいですが、さらに人に感動を与える文章を書けるようになりたいと思います。