ニューノーマルに必要な構想力とは
最近次々に「ニューノーマル」を謳う本が出版され、「ニューノーマル」という言葉が広く知れ渡ってきましたように思います。
ということで、私もまずは第一弾として大前研一さんの『ニューノーマル時代の構想力』 を読んでみました。
大前研一 ニューノーマル時代の「構想力」(BBTプレジデントシリーズ) (「BBT×プレジデント」エグゼクティブセミナー選書)
- 作者:大前 研一
- 発売日: 2020/08/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
大前研一さん、安藤忠雄さん、松尾豊さんなど、それぞれが考える「構想力」が描かれております。過去に大前さんや松尾さんの本は読んでいるので、彼らの発想や意見に聞き覚えはありましたが、安藤忠雄さんのことや考え方は初めて知りました。
印象的だったコメントです。
年齢に関係なく、いくつになっても目的をもって、青春時代のように生きている人でなければ、構想なんてできない
年齢という枠組みにとらわれてはいけないのですね。安藤さんは79歳だそうですが、確かに内側から熱いパワーを感じます。
- 何かが来ると、瞬間的に反応する。このスピードも構想力には不可欠です。日本にいるとこのスピードはなかなか実感できないかもしれない
- 何かをなすには「自由と勇気」が不可欠です。
安藤さんがすこし日本人離れした印象を受けるのは、まさにこの「スピード感」、そして「自由と勇気」をお持ちだからでしょう。
大きなことを成し遂げた人が放つ言葉には重みがあります。