成功者の秘訣は圧倒的な行動力にあった
石倉洋子さんの本に、世界で活躍するための習慣の一つに「とにかくやってみる」があります。 成功するためには、まずやってみること。これは、専門分野は違っても、様々な経営書や自己啓発書で語られているように思います。
グーグルで人事をご担当されていたこともあるピョートル・フェリークス・グジバチさんは、人材育成の視点で、成功者である「ニューエリート」を生み出すための組織や個人としての在り方を述べています。
ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち
そこでもやはり語られているのは行動力です。この本のポイントはここにあると思います。
成功している起業家は、圧倒的な行動力でPDCA回している。スピーディーに行動したかどうかというのが成功の鍵。
また、行動を起こすまでのプロセスとその後のアクションとして、ポイントと思われる点をまとめてみました。
- ビジョンを持つことが大事。そしてそのためのパッションを持つこと。
- 新しいビジネスを考えるにあたっては、自分のビジネスと社会貢献のつながりを意識することで新しい価値が生まれる。
- 自分の出しているアウトプットにプライドがあるか、そのプロセスを楽しんでいるかが大事。もしそうでなければ見直す必要がある。
- 見直す方法には、学びの要素を見つける、成功者と会う、情報を得る、自動化の仕組みを作る、などがある。
- 限界を感じたら、転職やリスクを取り思い切った決断をする。
つまり、目指しているゴールを明確にし、素早くPDCAを早く回すこと。そして、アウトプットを見てどんどん改善していくことが大事といえそうです。
そして印象的なアドバイスは、早く決断することで、そのためには、日頃刺激をストックしておき、直感を磨いておくことが大事だそうです。一番もったいないのは、迷っていることであり、とにかく何かを選択して動いたほうがいいそうです。
オンラインが進み、スピード感のある決断がますます求められる現代において、良きアドバイスをくれる一冊です。