転職活動時に重要視していたポイント
私は転職活動の際、必ず考察する2つのポイントがあります。
- 経験や知識をその会社やそのポジションで活かせるか
- 学びたいことがその会社やポジションで得られるか
これらの2つがあって初めてWin-Winのよい関係性ができると思っています。1番目がマッチしていないと会社に貢献できる人材にはなれませんし、2番目をおろそかにしてしまうと、会社にただただ奉公することになり、仕事が面白くありません。
このことは、実は体系化した理論として存在していることを知りました。山口周さんの『劣化するオッサン社会の処方箋』に記述がありました。
チクセントミハイの「フロー理論」では、「最高に仕事にノッている」状態を「フロー」と呼ぶのだそうですが、
フローに入るためには、「挑戦レベル」と「スキルレベル」が高い水準でバランスしなければなりません。
時間を経ることでこの「挑戦レベル」と「スキルレベル」の関係は変わっていき、習熟度が高まると、居心地のよい状況にはなりますが、当然ながらそれ以上の成長は望めないようです。
さらに、このバランスを保つためには、主体的に自分で変えていく必要がだそうです。
主体的に「挑戦レベル」と「スキルレベル」のバランスを変えていく。コロナ禍で労働の質が変わり、ますます重要になっていくと思います。