未来を描き、創造する
事業で成功している人の言葉に、「いろんなオプションを持っておく」がありました。これはある方法や道が上手くいかなかったときのために、事前に複数の選択を持っておくということでした。
なるほどなあと思いました。でも具体的にどうずればいいのだろうと思ったときに参考になったのが「シナリオ・プランニング ―未来を描き、創造する」でした。
本書ではシナリオ・プランニングを下記のように説明しています。
自分の人生を考える上でたくさんのストーリーや世界観に触れ、「こんな人生もあるかも」と複数のシナリオを想定し、今の自分の行動を変えていく。それが、シナリオ・プランニングの考え方です。
シナリオ・プランニングの主なステップを抜粋しました。
- 課題を設定する
- 情報収集する
- 未来を動かす ドライビングフォース(原動力)を特定する
- 未来を左右する「分かれ道」になるような原因を見つける
- シナリオを考える
- 骨組みに肉付けしストーリーを描く
- シナリオを検証し、追加の調査項目を特定する
- シナリオの意味を汲み取り、取りうる対応を決める
- 目印を探す
- シナリオを観察し更新する
まとめると、シナリオ・プランニングは予測不可能な未来の可能性を複数のシナリオにし、描いた未来は進行するともに常に修正を行う、と言えます。
それで私も実際にやっているのですが、意外と最初の#1課題設定と#2情報収集が肝心です。#1は結局「何する?」に関連しますし、#2は関連データは信ぴょう性のある公式のデータや良書を参考にすることが必要になります。