グローバルに働くことの面白さ
グローバルに様々な国の人達と働くことは、時には困難なこともありますが、いろんな発見があって面白いです。
私の主観になりますが、様々な国との仕事をした経験から、その国の人の大まかな印象を述べてみたいと思います。
アメリカ
とにかく意思決定が早い。決定後に変更したりやめたりは日常茶飯事であまり気にしない。「あうん」はなく、とにかく言葉で表現する(怒った時もストレートにぶつけてくる。そのあと本人はあっけらかんとしている)。
中国
団体で行動し、主張もするので迫力がある。すでにあるものをベンチマーキングし、自分たちのオリジナル化することが得意、かつスピード感がある。
インド
発想が独特。自分のやりたいことに忠実で楽しそう。プレゼンテーションも、英語はインドなまりが強くてたまに何をいっているかわからないが人を引き付ける。
ASEAN
国力が伸びてきているので人々に活力がある。そして若い。GDPの伸びを体感する。私のASEAN出身の同僚は、大体MBAかPh.Dを持っていました。これに影響をうけて私もMBAをとりました。
フランス
美に対する意識が仕事にも反映される。資料も色がカラフルで綺麗。同僚に貴族出身者がいて階級社会を彷彿とさせる。ラテン系だからか時間通りにいかないことがある。英語はフランスなまり。
ドイツ
工業国のためモノづくりに長けている。合理的な面をもつが、日本人の情緒的なところも理解できる。時間を守る。英語も上手。
スイス
穏やかでそこまでしゃばらないが、意見はしっかりもっていて発言する。仕事もプロフェッショナルで、全体的にバランスが取れている。時間を守る。英語も上手。
個人的には、一緒に仕事をするには、スイス人、ドイツ人がしやすかったです。英語のコミュニケーションもスムーズ、アウトプットもプロフェッショナル、そして時間を守ってくれるのは大きいです。
昔、アメリカ人の同僚に「言ってることがわからない!」ってよく怒られてました。私の英語のレベルも低いし、論理展開もスムーズじゃなかったんでしょうね。今ではずいぶん慣れたと思います。
様々な人たちと一緒に仕事をするには、自分の意見をそれらしく論理的に話せること、そしてそのためのツールとして最低限の英語があれば強いです。