Well-being blog

豊かな生活をおくるために役立つ情報発信を目指します。

間違った情報を鵜呑みにしないようにするには

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今の時代、様々なメディアやSNSを通じて 多くの情報を得られる時代になりました。でも、情報に受け身で、盲目的に信じてしまうのは少々リスクです。コロナ禍が良い例ですが、人々が不安に駆られている時は特にそうです。私たちは正しい情報とそうでない情報を取捨選択する必要があります。

 

そんな時、社会調査力(リサーチ・リテラシー)が役に立ちます。余談ですが、私はこの社会調査をMBAで学びました。MBA で得た知識は、ビジネス面だけでなく、生活面でも応用が利きます。

東京大学大学院の柳川範之さんも、知識や経験を整理する時に役立つ学問の一つとして経営学を挙げています。 

知識や経験を整理する時に役立つのが、経済学、経営学、心理学、法学。

 

life-beauty.hatenablog.com

 

そこで、リサーチ・リテラシーを高めるための書籍をご紹介します。社会学者である谷岡一郎さんによる『リサーチ・リテラシーのすすめ「社会調査」のウソ』です。MBAの社会調査の授業で勧められました。

 

アンケート調査の結果をもっともらしく見せるために、間違った解釈がされることがあります。著者はこれをゴミと呼び、「社会調査の過半数はゴミだ」と述べています。著者はまたこの本のなかで、様々な参考例を提示してなぜゴミになってしまっているのかを解説しているので、読み進めると社会調査を解読するリテラシーが鍛えられます。

 

このリテラシーが高まると、情報を鵜呑みにすることがなくなりますし、自分で咀嚼するようになります。小難しい内容ではないので、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。