Well-being blog

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ストレス社会でどうしたら幸せになれるか考えてみました

最近SNS上で起こった若いタレントさんの悲しい事件から、誹謗中傷の規制が検討されていますね。SNSがコミュニケーションツールの大半を占める昨今、早急に対応いただきたいものです。

 

 

スピードを感をもって常に生産性をあげることを求められる社会では、どうしてもストレスが高くなります。そんな社会で幸せになるためには何ができるのか…

 

そこで、思う浮かんだのが『データの見えざる手』です。日立製作所にお勤めの矢野さんが、幸福感(ハピネス)を、ウエアラブルセンサで定量化しようと試みていらっしゃいます。この中で印象に残ったのは、ハピネスの鍵になるのは「自分から積極的に行動を起こしたかどうか」ということです。

 

 

 

矢野さんは、ハピネスには遺伝的要因(50%)と環境的要因(50%)があり、さらに環境的要因にはさらに下の4つの要因があると書かれています。

 

  1. 人間関係
  2. お金
  3. 健康
  4. 自分から積極的に行動を起こしたかどうか

 

この4つの中で40%を占めたのが、「自分から積極的に行動を起こしたかどうか」だそうです。例えば、人に感謝を表すとか、困ってる人を助けてあげる行為をすると、ハピネスが格段に高まると示唆されてます。その他、幸せな人の身体は良く動いていたことも実証されていました。

 

 

ですので、満員電車の中で硬直しながら暇つぶしにSNSをみてみいると、幸福感が目減りするってことになりそうです。電車の中で高齢者や妊婦さんに席を譲ってみる、SNSで積極的に自分のアイディアを発信する、など身の回りのことから自ら働きかけると幸福感が高まるのかなと思います。自分への戒めです。

 

 

 

2020年の世界の幸福度ランキングで日本は62位だそうです。他国の先進国と比べると低いですが、まだまだ伸びる可能性は残ってそうですね。

 https://happiness-report.s3.amazonaws.com/2020/WHR20.pdf